エコラリア支援を、教師任せではなく多職種の共通言語にできるか
本日は、発達障害支援を「個別の困りごと」ではなく、現場の知識、役割分担、制度設計として捉える論文が目立ちました。Wileyの特別支援教育研究は、エコラリアを使う児童への支援で、教師が知識不足、具体的方略の不足、言語聴覚士との解釈のずれ、役割の曖昧さに直面していることを示しています。別のWiley論文は、AACを必要とする児童を支えるための専門研修が不足していると、米国の特別支援教育教師772名の回答から報告しています。Springerの研究は、知的・発達障害成人がフォーマル支援と自然な支援の両方を必要としていること、FASDと司法場面の関係では、支援・責任能力・脆弱性を丁寧に検討する必要があることを示します。さらに、成人ADHDの情動調整サブタイプ、自閉症児のEEG分類研究から、診断名の中にある異質性をどう支援へ翻訳するかを考えます。
