神経多様性のある若者のメンタルヘルス移行をどう支えるか
本記事では、2026年9月2日に公開・掲載された発達障害・神経発達症関連の研究を紹介しています。今回は、自閉症やADHDのある若者が児童思春期メンタルヘルスサービスから成人サービスへ移行する際に必要な支援を中心に、知的障害のある人が研究パートナーとして参画するためのツールキット、就学前自閉症児の睡眠時刻・睡眠時間・夜間覚醒、ASDの消化器症状と行動症状に対するプレ・プロバイオティクス、自閉症ゲノム研究における機械学習の到達点と限界、中等度・高支援ニーズ自閉症児の運動プログラム参加を取り上げます。
全体として、発達障害支援では、本人の特性や症状だけでなく、サービス制度、家族・ピアの支え、研究や評価への本人参画、睡眠・消化器・運動などの日常機能を一体として見る必要があります。診断名を起点に支援を始めても、成人期への移行、研究・医療へのアクセス、生活リズム、身体活動、データの解釈が途切れてしまえば、本人の生活は支えにくくなります。
