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脳性まひ研究に当事者の声を組み込む方法

· 約12分
Tomohiro Hiratsuka
CEO of Easpe, Inc

本記事では、2026年10月4日に公表された神経発達関連の研究を紹介します。中心となるのは、ブラジルの脳性まひ登録事業に、当事者と家族の視点をどう組み込むかを検討した研究です。脳性まひのある成人5人と子どもの母親6人が参加し、研究者とともに参加の障壁を整理して、26項目の行動計画を作りました。専門用語の多さや研究者の態度、時間の制約に対応するため、分かりやすい言葉、柔軟な参加方法、意思決定への参画が重視されています。

もう一つは、幼少期のマンガン曝露と脳の発達の関係をマウスで調べた基礎研究です。雄の仔マウスでは、成長後の学習・記憶の成績低下と、海馬でシナプスを取り込むミクログリアの活動増加が見られました。分子機構をたどる手がかりとなりますが、自閉症やADHDの発症、あるいは人での曝露リスクを直接示した結果ではありません。