乳幼児自閉症スクリーニングを、文化を越えてどう使うか
本日は、発達障害支援を「早く見つける」だけで終わらせないための論文が並びました。RITA-Tに関するスコーピングレビューは、18〜36か月の幼児に対する相互作用型ASDスクリーニングが、複数の国と言語で一定の妥当性を示していることを整理しています。一方で、スクリーニングは診断そのものではなく、文化的適応、専門職研修、長期予測、支援への接続が不可欠です。Wileyの縦断研究は、結節性硬化症における遺伝子変異、皮質結節、乳児期スパズム、てんかん重症度が後の自閉症特性と結びつく経路を示し、Springerの研究は昼寝終了時期をADHDやASD特性との関連から探索しています。さらに、Rett症候群のコミュニケーション評価、震災後のASD児支援、酸化ストレスとNFκB活性化を扱う研究から、診断・評価・生物学的理解を生活支援にどう翻訳するかを考えます。
